乳児は生後1カ月から4カ月程度で、ものが見えるようになります。はじめのうちは遠視の症状が強く出ていますが成長するにつれて、その症状は緩和され6〜7歳頃までには正視に。ただし、成長期に何かしらの障害が起きることもあるので下記にあげる症状がある場合は注意が必要です。
- 目を細めてものを見る
- 目やにや涙が多い
- 左右の目線がずれる
- 目が中央に寄っている
- 目が揺れている
- 眩しがる
- 頭を傾けてものを見る など
このような症状がある場合は、目に何らかのトラブルが発生している可能性があります。また、「痛い」「見えない」などの症状を伝えることが難しい小さなお子さまは、日常生活の中で上記のような症状がないかを保護者が気づいてあげることが必要です。このような症状がある場合は、早めにご相談ください。成長期のうちに治療をすることで症状の重症化を抑えることができたり、短い治療期間で症状が改善でき、お子さまも保護者の方も負担を軽減することができるでしょう。